みのりアル日々更新

みなさんこんにちは。コンサルティング事業部の高野です。

 

過ごしやすい季節になりましたね。

9月に入り、いよいよ消費税増税もカウントダウン！

増税後の柏エリアの不動産市況も気になるところですが、

先週末ちょっとショッキングなニュースが出ましたのでお話します。

 

米中貿易摩擦!?

 

確かに対岸の火事では済まない、

日本の経済にも大きな影響を与えるであろう、

今回の追加関税でしたが、

僕の心配はこちらの方が大きいです。

 

フラット３５　不正利用問題

 

低金利で長期間固定（最大３５年）で融資を受けられる住宅支援機構の融資を、

不正に融資を受けて投資用で利用していた物件と

その疑いの物件が162件見つかった。

住宅支援機構は不正に融資を受けた人に対し、

今後一括返済を求めて行く。（朝日新聞）

というものでした。

 

主に自己の住宅を初めて取得しようという人の為の制度が、

投資に使われていたとすると、

本来の趣旨から離れてしまいますね。

また、どうもそれを不動産業者が主導していた物件があったようなのです。

 

自己の居住用としてフラット35で融資を受け、

その後賃貸物件として運用する。

投資用不動産を購入する際は、本来住宅ローンを利用出来ません。

収益物件を購入するには、金利の高い投資用ローンを利用しなければなりません。

賃貸物件は利回りが何よりも重要です。

投資用ローンでは変動金利で年３%台なんてことも珍しくありませんが、

それが１%ちょびちょびの低金利で長期間固定で借りれたら、

事業計画も立ちやすいし収益もあがりますよね。

 

でも、これは駄目です。

まして不動産業者がそんな事お客様に勧めたら、、、

 

不正が発覚したのは氷山の一角で、

同じような案件がまだまだある気がします。

 

一括返済を迫られたサラリーマン投資家の方の

「物件の投げ売り」も今後あるかもしれませんね。

 

僕が心配しているのは、

今後フラット35の審査が厳しくなって行く

可能性がある事です。

こういう事件が起こると、

機構の審査はより厳格化の方向に舵を切らざるを得ないでしょう。

 

そうしたら、

もしかしたら今までだったら審査を通った人も、

審査の基準が変わって審査に通らず

買いたい物件が買えない!

なんて事にならなければいいな、

と心配しています。

 

一部の倫理観の欠如した方達の為に、

真面目に働いて融資を受けようとする方が

借りられなくなるなんて事になったら、

何ともやるせない気がしますが、

審査厳格化の流れは頭に置いておいた方が良いかもしれません。

 

 

という事は、

やっぱり

「今買っとくべき？」

 

僕は「今買っとくべき派」です。

住宅ローンのご相談は、

センチュリー21　みのり開発㈱　柏支店までどうぞ！

 

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