みのりアル日々更新

御担当しているお客様より開口一番
「齋藤くん、戻ってきたねー！」
と肥えてる事を一発で見抜かれた売買部の齋藤です。

はい、少しお会いしなかった間に成長しました。
(主に腹回り)
浅岡くんも成長中です。
(主に腹回り)
土屋課長には敵いませんが。
(主に腹回り)

さて、不動産の売買の際に調査する項目の一つ、埋蔵物文化財。
松戸市の場合、教育委員会で調査します。

昔、遺跡があった地域かそうでないか。
埋蔵文化財包蔵地内であった場合は掘って確認します。

こんな感じ。
重機を入れられれば、重機を入れるのですが、入れない場合は手作業で掘っていきます。

ここで何も出なければ調査終了。
不動産業者としては出ない事を祈ります。

出てくると今度は確認調査があり、期間が延びたり、費用が掛かったり良いことは有りません。

はい、ご想像の通り出てきました。
土器の欠片。
…ちょっと待って(；´д｀)ノ ﾏｯﾃｪｪｪ

この穴なんだと思います？
住居跡なんですって。
ここに大昔家が建っていた証拠なんですって。

…、はい確認調査決定です。
試掘は全体の約10％を掘って確認しますが、確認調査はもっと広く掘ります。
つまり時間が掛かると。

土の色が違っているのが確認出来ますが、茶色だと有名な関東ローム層。
黒い所は大昔に火を炊いたりした後なんですって。

因みに出てきたものは全部市の物になります。
所有権の放棄は事前に教育委員会宛に承諾書を出します。

この調査の後に保存協議やらがあり、実際に家を建てるに当たっての協議があります。

早く調査が終了するように、早期に引渡しが出来るように仲介者としては段取りを組んで行きます。

こんな感じで調査を行いますが、出てこない事がほとんどです。

松戸市、柏市に跨って有名な野馬除け土手遺跡があったり、この辺りでも結構過去に遺跡があった地域が存在します。

気になったら教育委員会等に調査に行くと意外な発見があるかも知れないので、調査に出かけてみてはいかがでしょーか？∠(　˙-˙ )／ ﾋﾟﾝｯ

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