みのりアル日々更新

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売却処分。

澤田です。

12月。

外は冬枯れの街路樹に冷たい風が吹きつける。

気が付けば年の瀬がすぐそこまで近づいていた。

ああ、今年ももうじき終わってしまう。

2016年、私は自分が生きている証を何かを残せただろうか。

あがいてもがいて跡を残せただろうか。

自分が歩いてきた道を振り返ってみるのもいいだろう。

だが私は振り返らない。

ただ前を見つめて進むだけ。

覚悟を決めて進むだけ。

歩き進めば目の前の風景も変わる。

立ち止まっていては見えてる景色は変わらない。

そんな歌詞の歌もありました。いい事言うねと思いました。

友達のFacebookにいいね!を押しました。

僕は生きているよ。ちゃんと生きているよ。

がむしゃらに、だけどもしっかり前へ進んでいるよ。

さぁ、このまま2017年に突き進もう。

さて、本題。

本日、住まなくなった古家をお預かりしているお客様(売主様)とお話をしていた。

お預かりして丸1年くらいだろうか。

駅から遠かったり、奥まっていて私道に問題を抱えていたりなど。

正直“優良”とはいえない物件だったが、昨晩に急展開で具体的な契約のお話しまで一気に進んだ。

一応、少なからず幾つか売買仲介を経験してきた私からすればまたとない好条件の話で、売主様もきっと喜んでいただけると思い電話で報告をした。

ところが、その事を売主様へお伝えすると想像と違い、電話口の向こうの声はあまり嬉しそうではない。

値段交渉やその他条件等が引っかかっているのだろうか。

その日は結論を出さず、ご家族と相談のうえ翌日の午後一にはご連絡を戴けるとの事でその場は電話を切った。

そして翌日、約束通り午後一に私の携帯電話へ直接お電話があり「それでお願いします。」との事だった。

「ご子息方はきちんとご納得されましたか。」そう私は問いかける。

「うん。昨日ね、、、」売主様はゆっくり話始めた。

何十年も住んでいた思い入れのある家。

今は立派な大人のご子息方も、その家で元気に育ち今がある。

たくさんの喜怒哀楽と共に過ごしてきた家。

ご家族からは無理して売却しなくてもという声もあったそうだが、売主様は後ろを見ていてもしょうがないからここで決心をして前に進もうと皆を説得されたと仰られた。

売出を決められたのは1年前だが、ご売却を決断されたのは今日だった。

売却処分を検討される方は色々な事情があります。

私は、右から左にただただ仲介するのではなく、そういったお客様のお気持ちをしっかり理解したうえでお手伝いしたいと考えます。

今日はなんだかしんみりな気分。

たまにはこんな感じの澤田でした。

あ、新築未公開情報あります。↓

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「売却処分。」へのコメント

  • hide  2016年12月10日9:29 PM

    お客様にはそれぞれ「物語」がある。
    大切にしてきた「家」を大切に引き継いで欲しいよね。

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