みのりアル日々更新

売買部2課の齋藤です。

一気に暑くなって来ましたねー。
外を歩いてると溶けそうになります。

さて先日お預かりしている増尾台三丁目、中古戸建が成約となりました！
物件にのぼり旗や看板を取り付けさせて頂き、目立たせるようにさせて頂いたのも早期売却に繋がりました！

契約したからと言って取引完了ではありません。
決済に向け、売主様、買主様共にやって頂くことが多々あります。

今日はその流れのご説明をご説明させて頂きます。

まずは売主様。
今回の売買を例に致しますと、家の中にまだお荷物【残置物】があるので、そちらの片付け、撤去を行って頂きます。
他に、土地の一部で境界鋲が無くなってましたので、そちらの復元。
今回は公道側に境界鋲が無いので、市役所の道路管理課の方の立会が必要になります。
他の箇所も立会を行って頂き確定測量を行います。
立会証明書と新しい測量図を併せた『測量成果簿』を決済日までに作成して頂き、買主様に交付して頂きます。

買主様の場合、今回中古戸建の購入の際に一緒にリフォームも予定されてます。
物件の契約後、リフォームの契約を行って頂き、二通の契約書を使用して銀行に住宅ローンを申し込んで頂き、決済日に併せて金銭消費貸借契約を行って頂きます。
現在住宅ローンの金利は市場最安値となっており、多くの銀行で住宅ローンと一緒に申し込む際はリフォームも費用に組み込めます。
その後決済日に実行出来るように手配して頂きます。
また不動産の名義変更【所有権移転登記】を行いますので、司法書士の選定、費用等のご用意を行って頂きます。

このように売主様も買主様も決済に備えて行動して頂きます。
仲介を行う営業も各種の手配や資金に間違いがないか等諸費用表を作ったり、領収書等の書類作成もあります。
遅くても決済の一週間前にはお客様のお手元に届けて必要な書類の確認等も行います。
他にも印鑑証明の用意や場合によっては住民票等公的書類が必要になりますので契約後に取りに行って頂きます。

決済当日に銀行にて住宅ローンの実行を行うので、売主様、買主様、司法書士、仲介が立会を行い、残代金が振り込まれてから司法書士が法務局に所有権移転登記を行い、その日の内に所有権が変わるように手配致します。

これで決済は完了して無事取引の成立となります。

契約から決済まで概ね1～2ヶ月で行う事が多いですが、場合によっては短縮したり、予めもっと長めに日程を取る場合があります。

今回のお取引を例に取らせて頂きましたが、他に解体があったり、測量で揉めたりと様々な案件があります。
売主様も買主様も大事な不動産のお取引です。
同じ不動産というものも御座いませんので、一件一件のお取引でお客様が不安にならないよう細心の注意を払って日々業務を行っております。

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