市場動向 令和元年8月首都圏中古マンション価格 高野が解説いたします。
今晩は、コンサルティング事業部高野です。
消費税増税前最後の夜、
皆さん買い残しはありませんか?
先週末は駆け込みで賑わうお店も多かったようですね。
T主任から聞きましたが、本日の柏駅前の銀行はATMに長蛇の列!!
増税前最終日、月末の月曜日で大混雑だったそうです。
画像でお見せ出来ないのが残念です、、、
増税まであと数時間、まだ間に合います。
庶民派の僕は、帰りにお米でも買って帰ろうかと、、、
俵じゃないですよ!笑
さて、先週26日アットホームより首都圏中古マンション価格動向が
発表されました。
僕の注目はやはり千葉県の動向です。
マンション価格の平均は、
前月比▲18.1% 前年同月比▲3.4%
東京23区が前年同月比11.3%上昇しているのと対照的に
千葉、神奈川、埼玉共に前年同月比下落です。
東京は外国人観光客増、オリンピック関連等でオフィス需要、
ホテル用地需要の好調さを背景に地価(特に商業地)が上昇している流れで
マンション価格も上昇していると言われていますが、
その東京でさえ前月比は▲7.2%と大きく下げています。
1億円のマンションが9300万円になってしまうと考えれば、大きいですよね。
ということは、市場の潮目も変わってきたと見るのが妥当ではないでしょうか。
つまり、これまでの上昇局面は終わったと見て良いかなと個人的には分析しています。
成約価格指数でみますと、2009年を100として
千葉県の今は86.9
東京はじめ他の件が上昇している中で、千葉県は10年前よりも価格が安いという
状況です。
「アットホーム調べ」
千葉県の下落も細かく見ますと、価格帯によって変わっています。
価格が1,000万円未満、1,000万円台のマンションは上昇していますが、
大きく下げているのは2,000万円台のマンションという事が分かります。
短期的に見れば、
2,000万円未満のマンションは「買い」
2,000万円台のマンションは「売り」
と言えるかもしれません。
相場の大きなトレンドはこれから緩やかな下落局面に入ってくると思いますので、
千葉で現在の市場価格2,000万円台のマンションの売却をご検討中のお客様は、
お早目に売却に踏み切られた方が良いのではというのが僕の考えです。
数字がそれを語っています。
「アットホーム調べ」
中古マンションの1㎡あたりの平均単価の資料もご覧下さい。
1都3県の中では千葉の単価が一番安いことと、
やはり前月比、前年同月比共に下落していることが分かります。
埼玉の方が大きく下落していますね。
オリンピックまでは上昇が続くと見られた向きもありましたが、
市場はオリンピックまでの特需は織り込み、
その先の需要減や景気井低迷を織り込みに入ったようにも感じられます。
ただし、今後は人気が維持できるところと需要減が避けられないところと
2極化が進むと考えています。
前者は横ばいか若干の上昇すら期待でき、後者は下落の幅が大きくなると僕は
予想しています。
詳細はこちらのブログには書ききれませんが、
良かったら一度ご自身のマンションの現在の市場価格と
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